Travel Weeklyによると、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)とForwardKeysの調査で英国からのアウトバウンド需要が大きく回復しているのに対してインバウンドは遅れを取っている状況が示された。

アウトバウンドについては、夏のピークの予約は、トルコとギリシャがすでにコロナ前を50%超上回っているほか、スペインも1%増となっている。また、VFRも多いバングラデシュ、インド、パキスタンも30%前後の増加。米国は10%減まで回復しているという。

一方、インバウンドは2021年との比較では1453%増となっているが、2019年比では45%減にとどまっている。出発国別ではスウェーデンのみ15%増となったが、米国は24%減となるなど他の市場は苦戦しているという。