米国の旅行・マイル系ブログメディアTHE POINTS GUYは、2017年にアジア系の米国人医師デビッド・ダオ氏を強制降機させて世界の注目を集めてから4月9日で5年になることを受けてこれまでの変化を振り返る記事を公開した。

経緯やその後の和解プロセスに加えて、記事ではユナイテッド航空の「インボラ」での搭乗拒否が2017年には旅客1万人あたり0.23人の割合で発生していたのに対し、2021年には0.01人にまで大きく減少していることを紹介。

ユナイテッド航空に限らず航空会社はオーバーブッキングを止めたわけではないが、自主的に座席を譲る旅客に対してより積極的にインセンティブを提供するようになっており、例えばコロナ前のサンクスギビングの期間にユナイテッド航空は最高5000ドルを提示したこともあったという。

記事ではオーバーブッキングに旅客として直面した際に認められている権利など留意しておく点についても紹介されている。