TravelAge Westがこのほど実施した調査によると、回答したトラベルアドバイザーの52%が燃え尽き症候群(burnout)に悩まされていると回答した。

コロナ禍でほとんど無報酬で様々なトラブルを乗り越えてきたためで、46%は仕事の厳しさや報酬が努力に見合わないことを理由に退職を考えたことがあり、また55%はそうした理由で退職した人を知っていると回答。

解決策としては、「より多く雇う」が25%、「サプライヤーから質量ともより良いサポートを得る」が21%、「引き受ける顧客の数を減らして1つの仕事に対してより多く課金する」が19%などとなった。

ただし、62%は現在の仕事量がまだ持続可能と答えているほか、自分の仕事に概ね満足しているとの答えも86%に上ったという。

また、同僚や所属コンソーシアム、業界団体などからのサポートに満足しているとの回答も68%となったといい、米国トラベルアドバイザー協会(ASTA)は「大多数から評価を得られて嬉しい。90%、100%とするために努力し続ける」などとコメントしている。