Bloombergによると、インドネシア政府はバリ島で5年間有効のデジタルノマド用ビザの運用を検討している。

もともと2021年のはじめから特別ビザの発給を検討していたといい、インドネシア国内で収入を得ないことを条件に、税金を支払わずに5年間まで滞在できるようにするもの。

インドネシアでは、他の国々と同様にコロナ禍を経て観光への向き合い方を見直す動きが出ており、観光大臣はこれまで同国を象徴していた「太陽、海、砂(sun, sea, sand)」の3つのSから「静寂、精神性、持続可能性(serenity, spirituality, sustainability)」の3Sへの移行が重要と発言。

こうしたなかでエコツーリズムやスポーツイベント、そして特別ビザなどが取り組みの優先順位を上げているという。