Travel Weeklyによると、スペインでは泥酔して騒ぐなどの迷惑行為をする旅行者への対策として飲酒の制限やドレスコードの導入が進んでいる。
バレアレス諸島ではすでに、オーバーツーリズム対策として飲み放題やハッピーアワー、はしご酒の禁止など厳しい制限を導入しているほか、21時半から8時までのアルコール販売も認められていない。
さらに、マヨルカ島のレストラングループは、新たにドレスコードとしてサッカーのユニフォームやストラップのないタンクトップ、水着、露天で購入したアクセサリーなどを着用した旅行者に対してサービス提供を拒否することを発表している。
なお、こうした「ならず者」は英国から多く訪れるが、今夏は記録的な人数になると見られており、対策は英国大使館や領事館とも連携して進められているという。