Travel Weeklyによると、2021年6月に就任したイスラエルの観光大臣は2030年に外国人旅行者の数を1000万人とする目標を掲げた。2019年は450万人で、2倍以上の増加を目指す。
イスラエルはすでに入国要件からワクチン接種も取り除いて完全開国した72ヶ国・地域に名を連ねており、需要も回復傾向にあって来年には完全回復するとの予想。
2030年の目標達成に向けては、ホテルの新設や拡張を支援するプロジェクトを立ち上げたり観光・航空系の人材確保のための求人サイトを政府が開設したりするなど取り組みを続けているほか、今後は360軒もあるというワイナリーを軸としたガストロノミーツーリズムやエコツーリズムなども打ち出していきたい考えという。