South China Morning Postによると、香港からの出国者数が増加している。

業務渡航やVFRもあるものと見られるが、7月の最初の2週間は香港を離れた人々の数が9万1181人となり、入国者数を1万1909人超過。6月も出国者が入国者を上回ったがその差は1ヶ月で6463人で、7月は4倍近いペースで進んでいることになる。Booking.comの調査では回答者の71%が12か月以内に旅行を予定していると回答しているという。行き先としてはロンドン、バンコク、シンガポールが上位。

航空券はキャセイパシフィック航空のロンドン線のエコノミークラスが往復4万1000香港ドル(約72万円)となるなど高騰している状況で、現地滞在中に感染が発覚して航空券と隔離ホテルの取り直しなどでさらに高額の追加費用が発生するケースなども出てきているが、それでも海外出国を希望する市民の熱は抑えられないようだ。