Aviation Weekによると、アジア太平洋地域の航空会社でA380の運航再開が続いている。
2020年1月時点で対象となる航空会社が稼働していたA380の数は65機あったが、3月には4機に急減。そして昨年10月までは5機から7機にとどまっていたが、今年1月には12機、そして現在は22機となった。
ただし運航率は34.9%で、ワイドボディ機全体の80.9%(1364機稼働)と比較すると回復は遅れている。
航空会社別ではシンガポール航空の10機が最多で2機を追加予定。コロナ前にはさらに7機を保有していたが退役を決めている。カンタスも同様に2機の早期退役を決め、当初は残り10機も3年間は運航できないと見ていたが、現在は3機を再稼働。8月末までにさらに2機を追加する。
このほか記事では全日空や大韓航空、中国南方航空、タイ国際航空、マレーシア航空の現状についても紹介されている。