HOTEL NEWS RESOURCEによると、Lodging Econometricsが定期的に取りまとめる中国を除くアジア太平洋地域のホテル開業計画で、2022年第2四半期末時点の計画数は前年比11%増の1891軒となり客室数も9%増の39.7万室となった。

建設中の施設数が12%増958軒/9%増21.3万室となったほか、12か月以内の着工予定も337軒/6.7万室に。そして早期段階の計画は30%増596軒/23%増11.7万室となり過去最高を更新した。

国別ではインドが339軒で最多となり、インドネシア、ベトナム、タイ、日本が続いた。都市別ではバンコク、ソウル、ジャカルタ、クアラルンプール、プーケットの順となった。また、企業別ではマリオットが271軒で最多。アコーが203軒、IHGが143軒、ヒルトンが91軒で続いている。ブランド別ではノボテルが最も多かったという。

なお、上半期の開業数は126軒/2.4万室で、下半期にはさらに191軒/3.8万室が開業予定。また23年は377軒/7.7万室、2024年は420軒/7.9万室が見込まれるという。

※中国市場については別途掲載予定