サステナビリティの観点から航空機よりも鉄道やバスなどを利用すべきとの考え方が広がるなか、海外の旅行系メディアでも夜行列車への注目が高まっている。

Lonely Planetは9月25日に初めて夜行列車を利用する旅行者向けの記事を公開。リクライニングのみと寝台など座席の違い、国による差、レイルパスの利点、荷物の注意点などを紹介している。

また、GLOBETRENDERも9月23日にオーストリア連邦鉄道(OBB)が寝台列車「ナイトジェット」で来夏に導入予定の新型車両を紹介する記事を掲載。これによるとOBBは2025年末までに33台の新型車両を投入し欧州内各都市を結ぶ予定。記事では編成の概要や車内WiFiやエンターテイメントなどサービスについても紹介されている。

欧州では国営鉄道4社が6億ユーロ超を夜行列車に投じる計画が昨年報じられているほか、「レール上のホテル」を標榜するミッドナイト・トレインズも新規参入を目指している。

また米国でも、THE POINTS GUYが最近アムトラックの改装計画ボストン/モントリオール間の夜行列車運行計画を報じているところだ。