TTR Weeklyによると、オボロホテルズは環境への取り組みをさらに強化することを決めた。
オボロホテルズは香港と豪州を中心にホテルを展開し、東京やシンガポール、バンコク、プーケット、欧州などへの進出にも意欲を示している企業だが、もともと全施設の館内で提供する飲食をすべてベジタリアンメニューとするなど先駆的な取り組みを進めてきているところ。
そして、新たに「Do Good, Feel Good」のイニシアチブを開始し、11月1日からは直販で受けた予約1件あたり1本の食事を実施することを決定。また、食品廃棄物を2030年までに半減して来年には使い捨てプラスチックを排除し、日常の業務からホテルの新規開業まで温室効果ガスの削減や節水、エネルギー消費の効率化などに取り組んでいくことを約束している。
さらに従業員の心身の健康を守り、学びの機会を提供し、インドネシアと香港では恵まれない子どもたちを支援。25年までにマネジメント層の男女比を5対5とすることなども盛り込んだ。
ベジタリアンメニューの推進でも、家畜の飼育が温室効果ガスの排出量の14%を占めヴィーガン食を導入することでその排出量を70%削減できるという。