Travel Weeklyによると、キャセイパシフィック航空(CX)は座席供給量がコロナ前の水準に回復するのは2024年末と想定している。来年末には香港エクスプレスと合わせて70%までの回復を見込んでいる。

今年は年内に3000便を追加してコロナ前の3分の1にまで戻す計画で、供給量は8月に比べて2倍、上半期の平均からは約8倍に増加することになるという。

CXのオーガスタス・タンCEOは、香港の国際ハブとしての重要性は長期的には揺るがないとの考えで、3本目の滑走路完成を心待ちにしていると語っている。

なお、CXでは来年1月1日付けのCEO交代を決めており、1996年入社で現在はチーフ・カスタマー&コマーシャル・オフィサーを務めているロナルド・ラム氏が昇任する予定だ。