GREEK REPORTERによると、かつてケニアの象を最も多く殺していたのは密猟だったが現在は気候変動になっているとのこと。

密猟対策は2014年の取り組み強化以来効果を発揮しているものの、昨年だけで179頭もの象が地球温暖化が原因で死亡した。ケニアは過去40年で最悪の干ばつに見舞われており、死亡数に20倍以上の影響を及ぼしている。もちろん象だけでなくキリンやラクダ、ヤギや牛も犠牲になっている状況という。

2020年の調査では、今後の温室効果ガスの排出量が中程度であった場合、ソマリア、エチオピア、ケニア、タンザニア、スーダンの一部で、今世紀末までに現在よりもより激しい干ばつがより頻繁に起こる可能性が示されている。