Travel Weeklyによると、IHGホテルズ&リゾーツはスペインに本社を置くイベロスターホテルズ&リゾーツと長期的な戦略的提携を結んだ。顧客の要望が高まるなかでオールインクルーシブ施設を強化する狙い。

イベロスターの2.4万室強が「イベロスタービーチフロントリゾート」のブランドでIHGのネットワークに入ることになる。ブランドの所有権は引き続きいベロスターが保持する。

まずはメキシコ、ドミニカ共和国、ジャマイカ、ブラジル、カナリア諸島の施設が今年12月に移行し、南欧や北アフリカの残りの施設も24年までに移る。

オールインクルーシブは大手各社が力を入れているところで、アコーやハイアットが新コレクションを追加しているほか、ウィンダムも他社との提携で6500室を追加。マリオットは初のラグジュアリーオールインクルーシブをドミニカ共和国で開業している。

一方、米旅行メディアではオールインクルーシブは実際のところ本当に割安なのかを検証した記事も公開されている。