米国の旅行メディアであるTravel Off Pathはこのほど、ラグジュアリー・オールインクルーシブのリゾートの「お得さ」について疑問符を投げかける記事を掲載した。
米国で人気の高いカンクン旅行ではオールインクルーシブが一般的だが、記事ではこの是非を検証。まず非オールインクルーシブではよりランクの高いホテルを選べるようになり、今回は5ツ星でAAAの5ツ星も受賞しているJWマリオット・カンクン・リゾートを選択した。
JWマリオット・カンクン・リゾートで今春に1週間滞在する際のレートはバルコニー付きシービュールームで1泊あたり2名1室315ドルから。一方、同じAAA5ツ星のル・ブラン・スパ・リゾートは同条件で1泊1144ドルからとなった。
そしてル・ブランではバトラーサービスや高級レストラン、すべての飲み物が含まれているが、JWマリオットで朝食に50ドル、昼食に75ドル、夕食に150ドル、飲み物に100ドル(14杯、平均7ドル)を投じるとしても宿泊費と合わせて690ドルとなり、400ドル以上の差が出るという。
記事ではJWマリオットの宿泊レポートも詳しく書かれており、その上で結論として「まずは予約する前に非オールインクルーシブのメニュー表を見てみるべき」と勧めている。