TTGによると、英国旅行業協会(ABTA)はこのほど2023年の旅行動向調査を実施し、様々な現実を忘れて心身の安定を取り戻すための旅行がトレンドになると予測した。
調査回答者のうち29%がすでに今後12ヶ月以内の海外旅行を予約済みだったといい、生活費の上昇や冬に向けて暖房費の不安などがあるなかで多くの消費者が旅行を優先する理由についてABTAはメンタルヘルスが理由だと推測。「旅行は幸福感やメンタルヘルスの改善に繋がる」と答えた割合は93%、人生のストレスから逃れられることを評価する人も65%いた。
また、冬の厳しさを避ける「冬眠休暇」のトレンドも予測しており、42%が冬の間の旅行を予定。22%は「太陽」を求めていた。傾向としては長期滞在が人気なほか、オールインクルーシブも29%が利用を計画しているという。