TTGによると、2010年から2013年にかけて運輸大臣を務めた経験もあるノーマン・ベーカー氏がプライベートジェットの利用者には通常の航空便利用者よりも高い航空旅客税(APD)を課すべきだと主張している。環境にかかる負荷の応じて負担を引き上げるべきとの考えで、実行すれば14億ポンド(約2250億円)の税収に繋がるとしている。

欧州におけるプライベートジェットの二酸化炭素排出量は2005年比で31%増となっているがそのうち19%は英国からで、またプライベートジェットの利用者は通常の旅客に比べて5倍から14倍、鉄道旅客に比べれば50倍も大気を汚染する計算になるという。