パーソナライゼーションは旅行観光産業の大きなトレンドとして予測されることが多くなっているが、Skiftは1月15日に記者がTripadvisorの施策に感心したことを紹介する記事を公開した

Tripadvisor上でアイスランドでのツアー&アクティビティを調べたところ、承諾した覚えのないリマインドのメールが10通も送られて来て鬱陶しかったものの、最後の1通がパーソナライゼーションの方策として注目すべき内容だったとのこと。

具体的には、「4 questions, 40 seconds」として「初訪問か」「誰と行くか」「どのような旅行をしたいか」「最も関心のあるアクティビティカテゴリ」を質問。それに合わせてお勧めの商品を組み合わせて提示してくるもので、質問への回答を変更すると提案内容も変わったとのこと。

原始的な方法ではあるが、AIなどを活用する高額な投資をしなくても実現可能な方策と言える。記事ではより具体的に記者の回答やTripadvisorからの提案の内容などについても説明されている。