Aviation Weekによると、航空コンサル企業ASMは2022年に航空会社が発表した新路線について調査し、10週以上運航が継続された定期便の路線数は3580路線だったと発表した。

新路線を発表した会社数は377社で、会社別ではライアンエアーの320路線が最多。2番目も143路線のウィズエアー、3番目は86路線だったスペインのヴォロテアと欧州勢が上位を占めた。

特徴としては全体の53%が他のどの会社も就航していない新路線であった点で、ASM幹部は航空会社が未就航の空港の組み合わせを見つけて需要を刺激し持続的な収益を得たいと考えていると分析。

また、全体の数は2019年と同程度となったが、各社が手探りでフレキシブルな路線展開をせざるを得なかった2021年からは908路線の減少となったという。