Hotel Managementによると、米国の宿泊産業で人手不足が引き続き問題となっている様子。

アメリカン・ホテル&ロッジング協会(American Hotel & Lodging Association、AHLA)の調査では、回答した会員の79%が人手が足りていない状況で、これに対して71%が給与を引き上げ、64%が働き方を柔軟にし、33%が福利厚生を充実しているものの、それでも81%が必要な人数を確保できていない状況。給与については、昨年12月時点で時給が平均23ドル超となり過去最高を更新した。

記事ではホテル企業が直面している苦境について説明されており、このなかには求職者側の経験不足やホスピタリティマインドの欠落などの問題も触れられている。また、求職者側にとっては「職業のコモディティ化」が起きており、給与だけでなく職場の文化や環境による差別化が不可欠との指摘も紹介されている。