Seychelles News Agencyによると、セイシェル政府観光省は旅行者が宿泊施設で体験可能な価値を共通の基準で把握できるようにする等級制度の導入を準備している。他デスティネーションとの競合のなかで、得られるサービスやプロダクトについての透明性を向上するとともに品質自体の引き上げも目指すもの。
施設を3ツ星から5ツ星で評価する「スター・レーティング・システム」は、客室数が51室以上の場合は参加を義務化。50室以下は任意だが、自炊式の施設やゲストハウス、小規模ホテルなどを対象とする「セーシェル・シークレット・プログラム」も別途設定。こちらはゴールド、シルバー、ブロンズの3グレードのいずれかを付与する。
評価基準にはアメニティや快適性、サービス、アクセシビリティ、サステナビリティの項目を組み込んでいるという。