南アフリカ航空は10月31日にケープタウンから、11月6日にヨハネスブルグからそれぞれサンパウロへの直行便の運航を再開する。

同社は2019年末に米チャプター11的な経営再建プロセスを開始し、2020年3月には全便の運航を停止。21年5月にそのプロセスを抜けてから段階的に事業を再構築しており、今回の長距離線再開はその一環となる。ケープタウンからの長距離線は、2012年にヒースロー線を終了して以来11年ぶりという。

なお、南アフリカ航空は再建の過程のなかでケニア航空との戦略的提携も開始している