Skiftによると、アフリカでは国際航空運送協会(IATA)の主導によるアフリカ単一航空輸送市場(SAATM)の取り組みが進められている。

2国間の航空交渉などに縛られずに路線の拡充が可能になるもので、現在は署名している35ヶ国のうち17ヶ国が試行を開始。17ヶ国はケニアやエチオピア、南アフリカ、ルワンダなどで、アフリカ大陸の航空市場の8割を占めているという。

これにより、直近ではケニア航空はガーナ/セネガル間の路線開設を決定。将来的には42億ドルのGDP増加や60万人の新規雇用、27%の運賃引き下げなどに繋がると期待されているという。

なお、アフリカではケニア航空と南アフリカ航空が2023年までにアフリカ全域を基盤とする「パン・アフリカ航空グループ」の設立を目指すことで合意しコードシェア運航も開始している