バーチャルイベントを事業ドメインとしてきたHopinだが、今回の買収相手Boomsetは、名札の印刷や自動チェックインキオスク、出席者のトラッキング、会場内でのデータ収集など、リアル開催に関連する事業を多く展開している。

Hopinとしては、今後進むハイブリッド化や、コロナ後に再開される対面形式のリアルイベントへの対応を急ぐものと見られる。

Hopinは2020年の初めには6人しかスタッフがいなかったが、現在は45ヶ国・660人にまで拡大したほか、昨年2月以降で5.65億米ドルを調達し、モバイルアプリ開発やビデオストリーミングの企業を次々に買収してきた。