BUSINESS TRAVEL NEWS Europeによると、ルフトハンザ・グループが二酸化炭素排出をオフセットする費用を含めて提供している「グリーン運賃」の利用者が導入後の1年間で100万人を超えた。同運賃を選択できた旅客に占める割合は約3%。オフセットされた二酸化炭素排出量は全体で7.7万トン超となり、これはA320neoでハンブルク/ミュンヘン間を1.2万回以上飛行する際に排出する量に相当するという。

グリーン運賃はルフトハンザのほか、オーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ブリュッセル航空、エーデルワイスなどグループ各社の欧州域内線とモロッコ、アルジェリア、チュニジアへの路線で提供。また米国やアジアへの路線でも設定されはじめている

利用率は、特にグループの公式ポータルから予約されたビジネスクラスでは11%に上り、路線別ではハンブルク/ミュンヘン、チューリッヒ/ロンドン、フランクフルト/ベルリンで人気が高かったという。ちなみに、チューリッヒ/ジュネーブ間のスイスインターナショナルエアラインズ便はすべてグリーン運賃となっているという。