Simple Flyingによると、アリタリア-イタリア航空の後継会社となるITA(Italia Trasporto Aereo)が初号機を手に入れた。また、航空運送事業許可(AOC)も取得した。

初号機はもともと2012年5月からアリタリアが保有していたA330-200で、これまでの座席数はビジネス20、プレエコ17、エコノミー219席。最後の商業飛行は7月の東京線だったという。

ITAは、経営難から国有化されたアリタリアの後継会社として設立され、現時点では10月15日の運航開始を予定。アリタリアの従業員1万1000人のうち一部を新会社が雇用される見通しだが人数は未定で、政府閣僚は年内に2950人、2025年に5500人の数字を示しているとのこと。

機材は、まずは52機の体制から開始し、2025年までに105機程度に増やしていく計画という。