英民間航空局(CAA)はこのほど、ヒースロー空港が目指していた空港使用料の値上げについて上限を設定した。旅客に対し、2020年には22ポンド(約3500円)であったところから、24.5ポンド(約3900円)から34.4ポンド(約5500円)の幅で値上げを認めることになる。

今後は、まずは数ヶ月をかけて航空会社などの利害関係者と協議してこの幅を狭めていく予定。

ヒースロー空港側は当初、最大で現行の2倍近くなる32ポンドから43ポンドの間を目標としていたが、これは退けられた形。それでも、Routes Onlineによると今回のCAAの発表に対して航空会社や国際航空運送協会(IATA)は強く反発しているという。