news.com.auによると、豪州のスコット・モリソン首相が日本と韓国とのトラベルバブルの交渉が進んでいることを明かした。豪州では11月21日までにシンガポールとの間で双方向での隔離不要の往来が開始するが、記事では日本と韓国についても今後数週間内に合意される可能性を伝えている。
首相の発言はビクトリア州商工会議所に対するスピーチの中でなされたもので、「年内には更に別の国とのバブル開始を期待できる」とも語ったといい、このことから日本と韓国の実際の往来再開も年内に始まる可能性が見て取れる。
豪州では州によってワクチン接種の進み具合が異なり、また他州や海外からの旅行者受け入れ再開の方針も統一されてなく、現時点ではニュー・サウス・ウェールズ州とビクトリア州、ACT(オーストラリア首都特別地域)のみが隔離なしで外国人の入国受け入れを可能としている。
なお、西オーストラリア州はそうした中でも厳しい方針を堅持しているが、THE EPOCH TIMESによると、マーク・マクゴーワン州首相は年明けに日中韓3ヶ国へ「リコネクション」の外遊に出ることを発表。一部では、州市民には出入国を制限しながら税金で海外に出かけることに批判も出ている。