Routes Onlineによると、OAGのデータによる2021年10月24日までの1週間における世界の航空座席数は7915万6928席となった。8000万席を前に8週連続で足踏みが続いているが、2019年比は28.9%減となり、2週連続で3割減の壁を越えた。

方面別では、一時は急回復していた欧州の減少傾向は続いているが、アジア太平洋は回復が継続。北米も微増が続いている。

なお、同期間の航空会社別の座席数ランキングでは、アメリカン航空が7.6%減の470.4万席で1位。2位以降はデルタ航空の18.5%減385.6万席、サウスウェスト航空の8.2%減369.9万席、ユナイテッド航空の16.6%減323.3万席と米系が続いた。2019年の5位だったライアンエアーは、回復の遅れから今年は順位を中国南方航空と中国東方航空に譲って7位となっている。

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