カンタス航空は、国際線の運航再開日を12月から11月に前倒しすることを決めた。豪政府が11月からの国境開放を正式に発表したことを受けたもので、政府の判断でその日付が前後すればそれに合わせて就航日も変更するという。

B787-9でシドニーからロンドンへ週3便、ロサンゼルスにも週3便を運航する。この2都市はこの数週間に公式サイトで最も多く検索されているといい、今後も需要に応じて路線を追加していく方針。

航空券は、豪州の国民と永住権保有者、その近親者、一部のビザ保有者向けに販売しており、運賃はロサンゼルス線が1662ドル(約13.5万円)から、ロンドン線が1869ドルから。最初の1週間は、特典航空券の利用可能座席数に制限を設けないという。

なお、搭乗者には以前から明言していた通りワクチンの接種を義務化している。