Thaigerによると、タイ政府は11月1日から日本を含む63ヶ国からのワクチン接種済み旅行者について隔離不要で入国可能とした。これまでは46ヶ国を対象としていたが、17ヶ国が新たに加わった。ワクチン接種済み旅行者は、到着時の検査結果を待つため1泊だけ特定のホテルに滞在する必要があるが、陰性であればその後は解放される。

新たに加わったのはインドネシアやラオスなどASEAN諸国のほか、台湾やインド、クロアチア、モルディブ、モンゴル、ルーマニアなど。

なお、Our World in Dataによると、タイの10月28日現在のワクチン接種率は完全な接種済みが42%、1回のみを含めると59%に留まっているが、そうした中での観光客誘致には賛否あり、その成否に業界内外から注目が集まっている。