TTG Miceによると、ソウル観光財団(STO)はこのほど、ユニークベニューのリストを53軒から71軒に増加した。
放置されていた倉庫を再利用した公営の古本屋「ソウルチェクポゴ(本宝庫)」や、伝統的家屋「韓屋」の要素を残したホテル「楽古斎」などが新たに加わったもので、中小規模のMICEイベントが増加傾向にあることから利用増を期待している。
また、TTG Miceは釜山のMICEへの取り組みも報じている。これによると、釜山は新たに「Busan MICE Must Go On」のタグラインのもと再びビジネスイベントを歓迎する姿勢をアピール。
センタムシティ、BEXCO、ヌリマルAPECハウス、海雲台ビーチなどを内包する半径10分以内に移動可能な「海雲台センタムエリア」を「コンベンション10分ゾーン(Convention Ten Minute Zone)」として訴求しているほか、国際会議獲得のためのインセンティブをバーチャル開催、ハイブリッド開催にも対象を拡大。
また、ハイブリッドイベントについてはビデオ会議や参加登録のプラットフォームやイベント管理ソフトウェアなどのサポートも提供しているという。