Travel Weeklyによると、Googleがこのほど米英仏独の4ヶ国で実施した調査で回答者の82%がコロナ前よりも持続可能性を重視していると回答したほか、持続可能な旅行の選択肢を求める回答者の数も70%増加した。
また、46%の回答者はカーボンニュートラルなフライトのために2%を超える追加料金を支払うと回答したほか、71%は旅行会社からより持続可能な選択肢が提供されるべきだとの考えを示した。37%は自分の旅行をより持続可能なものとする方法が分からないと答えたという。
Googleの担当者は、消費者がサステナビリティについて強制されるのでなくポジティブなものとして受け入れたいと考えていること、完璧さを求められるのでなく進歩を評価されたいと願っていることを紹介した上で、旅行会社に対し「複雑で大きなテーマとして捉えず小さな変化を積み重ねる」「ポジティブさに軸足を置く」などのアドバイスを提供。それによって企業イメージを向上し、規制に先駆けて対応する革新性を顧客に示して経済的利益を得ることが可能という。