AIRLINE WEEKLYによると、カンタス航空のアラン・ジョイスCEOはこのほど業界イベントのなかで今後の需要見通しについて語り、少なくとも2年間は「累積需要」の獲得を期待できると語った。

11月にロンドンやロサンゼルス、シンガポール、12月にホノルル、バンクーバー、1月に東京、バンコク、ヨハネスブルグへの路線を再開、または再開する予定だが、その便の多くがすでに完売しているという。

ただし、国際線の事業規模がコロナ前の水準に回復するのには数年かかる可能性があるとのこと。国内線は来年1月で2019年レベル、4月には15%増に拡大する計画であるほか、ジェットスターも4月には20%増を準備しているが、国際線は中国など東アジア市場の再開の遅れが影響するとの分析だ。