エンブラエル傘下でeVTOL(電動垂直離着陸機)を開発するイブ・アーバン・エア・モビリティが豪州での事業展開を進めている。
12月4日に豪州のヘリコプター運航会社であるノーチラス・アビエーションと、6日にはシドニー・シープレーンズとの提携をそれぞれ発表。
前者とは、グレート・バリア・リーフなどクイーンズランド州の観光地でイブのeVTOLを運航することを目指しており、ノーチラスが10機を発注。グレート・バリア・リーフでは26年までの運航開始を目指し、遊覧フライトはすべて温室効果ガスを排出しないeVTOLでの運航に切り替えていく考え。
また、後者とはグレーターシドニー地域での2026年までのサービス展開を目指し、シドニー・シープレーンズが50機を発注した。