香港はコロナ禍で世界でも最も厳しい水準の検疫体制を続けているが、そうしたなかで到着後隔離を受け入れるホテルはホスピタリティの改善に工夫を重ねている。ブランディングや広報・マーケティング分野でのサービスを提供するCatchOnが調査したもの

香港では到着後に最長21日間の隔離期間を対象ホテルで過ごさなければならないが、ホテルによっては2コースのランチ、3コースのディナーを提供したり、アジア料理や西洋料理、ベジタリアンメニューを選べるようにするなど食事を充実している。

また、心身の健康に焦点を当て、ヨガマットやトレッドミルのレンタルなどによる客室内でのフィットネス体験の提供、ニンテンドースイッチやプレイステーション5のレンタルなども実施。さらに、バーチャルで「ハッピーアワー」を開催し、無料の飲み物やスナックを食べながらホテル内のオンライングループで交流できる機会を用意しているホテルもあるという。

このほか、ホテルによっては、バーチャルヘルプデスクによるタイムリーかつ有用な対応を通し、物理的・精神的なサポート感を提供するホテルもある。