GLOBETRENDERによると、OTAのHolidayPiratesが英国、フランス、ドイツ、イタリアの8457人を対象に2022年に行きたい旅行先を聞いた調査で、イタリアでは2位に日本が入った。
いずれの国でも1位は米国。英国は2位がモルディブで3位が豪州。同様にフランスではカナダ、タイ、ドイツではタイ、イタリアの順となった。イタリアでの3位はモルディブだった。
このほか、今年の旅行についても聞いており、英国では一切旅行しなかったとの回答が37%を占めて他国を圧倒。他の3ヶ国では20%を下回った。
最も旅行に前向きだったのはフランスで、国内旅行が32%、海外旅行が17%、国内と海外両方が36%。ドイツは国内が14%に留まった一方、海外が37%、両方が31%となった。イタリアは逆に国内が53%と過半数を占め、海外は9%、両方は19%となった。
旅行需要の見通しについてはITBベルリンも発表しており、全世界では80%が旅行を考えはじめているところで、特に欧州は87%で他地域を上回った。これに対して米国は71%、アジアは63%と慎重な回答者が多かったが、直近数ヶ月での増加も目立ったという。
人気の旅行先についてはHolidayPiratesとは異なる傾向が出ており、欧州の旅行者は欧州内を好み、スペインの人気が最も高く、イタリア、ドイツ、フランス、ギリシャと続いた。米国も国内が最も人気で、次いでカナダ、メキシコと近場を志向。欧州ではイタリアとドイツの人気が高かった。
アジアの旅行者では、日本、韓国、ベトナム、中国が上位となり、欧州ではドイツとフランスが人気となった。