Travel Weeklyによると、英国の航空会社が加盟する団体「エアラインズUK」のCEOは英政府に対し、入国制限の緩和か早急な経済支援のいずれかを実行するよう訴えた。

英国ではオミクロン株の出現を受けて当初はアフリカ南部諸国を高リスク国と認定し入国時に隔離を義務付けたが、すでに撤回。現在は緊急対策として入国時の検査のみ残っている状況だが、これも旅行者への負担が大きいとして早期の廃止を求める声が高まっているところ。

同CEOは、このままでは「消費者心理は打ち砕かれ」「今後数ヶ月は暗黒の期間となる」「経済全体に何億ポンドもの負担がかかる。この分野から雇用とスキルが永久に失われる」と警鐘を鳴らしている。