ワクチンの「ブースター接種」を求める動きが活発化している。

Bloombergによると、フランスは1月15日から飲食店や文化施設などに入場するために必要な「フレンチ・ヘルスパス」の取得のためにブースター接種の証明を求める。

また、SchengenVisaInfo.comによると、オランダも2月1日から、過去9ヶ月以内に最後の接種をしていることを接種証明の条件とする方針。これは、欧州委がワクチンパスポートの有効期限を270日としたことを受けたもの。

さらにHawaii News Nowによると、マウイ郡も飲食店やジムの利用についてブースター接種か検査による陰性を義務付けた。

このほかクルーズ関連でも、THE POINTS GUYによると、すでにP&Oクルーズとキュナードがブースター接種を乗船の条件に追加しているほか、ロイヤルカリビアングループ傘下のハパックロイド・クルーズと、米国のアンクルーズ・アドベンチャーズとグランド・サークル・クルーズ・ラインが早ければ2月にも追随する。

また、Cruise Industry Newsによると、サンフランシスコ港も同地で下船するクルーズ客に対し、ブースター接種か検査による陰性を義務付けることを発表している。