Skiftによると、ユナイテッド航空CEOはこのほどオンラインイベントに登場し、出張需要が完全に回復すると自信を示した。米国内外の競合他社は航空機を大量に退役しているがユナイテッド航空はむしろ追加しており、「需要は旺盛。他社が制約を受けている間に成長できればまたとないチャンスになる」と意欲を語ったという。

同じイベントに登場したブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とイージージェットのCEOも同調。BAでは英国政府の国境開放を受けて「予想以上に早く大規模な」回復が見られており、法人部門は週ごとに約8%ずつ戻ってきているという。

また、国際航空運送協会(IATA)ではレジャーとビジネスでなくプレミアムとノンプレミアムの区別で動向を予測。上級クラスを購入するプレミアムがノンプレミアムと同じか、場合によってはそれを上回るペースで回復していることを報告した。

なお、イベントはCarTrawlerが開催したもので、アンシラリーサービスについても意見が交わされたといい、記事では米OTAのホッパー(Hopper)の消費者が320ドル~340ドルの国内旅行で予約の柔軟性のために平均40ドルを追加支出している仕組みなどについても紹介されている。