Bloombergによると、イタリア政府は、アリタリア-イタリア航空の後をついで新たなフラッグキャリアとしてスタートしたITAエアウェイズに対するMSCクルーズ親会社からの買収以降について売却プロセスの開始を承認する予定。

MSCをクルーズの親会社である海運グループであるMSCは先月に、ルフトハンザ・グループとの連携のもとでITAエアウェイズ株の過半数を取得する意向を表明。ルフトハンザも株式取得の可能性を認めていたという。ルフトハンザはかねてから、ITAエアウェイズはルフトハンザグループとして歩むべきと主張してきている。

なお、ITAエアウェイズでは、アリタリアブランド復活の可能性も報じられているところだ。