MSCクルーズはマイアミ港で新たなクルーズターミナルの建設を開始した。新施設は4階建てで1日あたり3.6万人の乗客に対応でき、最新の客船3隻を同時に処理可能。

3.5億ドルを投資して建設する計画で、23年末に完成予定。最新のフラッグシップ「MSCシーショア」や今後建造予定のLNG船ワールドクラスを配船する予定。陸上電力供給も可能となる。

また、カーニバルクルーズも3月11日にマイアミ港でターミナルFの上棟式を実施。処女航海から50周年の節目に合わせたもので、工事は今秋に完了する見通し。こちらも2023年には陸上電力供給が可能となる。