ForwardKeysは、入国制限を緩和・撤廃したアジア太平洋地域の国々への国際線予約が増加しているとのレポートを発表した。
2022年第1四半期の到着旅客数を2019年比で比較すると、南米・カリブ海地域が74%まで回復しているほか、米州全体でも61%に。中東・アフリカが59%、欧州が47%で続くが、アジア太平洋は14%に留まっている。
こうしたなかで、ForwardKeysではインド、フィリピン、シンガポール、豪州、フィジーの5ヶ国のデータを並べ、インドは3月5日の週に2019年比80%まで回復したことを報告。フィジーも61%となり、フィリピンは48%、シンガポールは43%、豪州は38%となった。
こうした回復を支えているソースマーケットがアジア太平洋内では豪州で、インドを訪れる豪州からの旅行者はすでに2019年を16%上回っているところ。フィジーについても、4月、6月、9月の予約は2019年を超えているという。