HOTEL NEWS RESOURCEによると、英国旅行業協会(ABTA)の調査で調査対象となった英国の消費者の57%が12ヶ月以内の海外旅行を予約済みと回答した。

昨年10月の時点でも44%だったが、さらに増えてコロナ前の水準に近づいたという。

行き先では、もともと人気の高いスペインとフランス、イタリア、ギリシャ、トルコが上位を占めているが、2019年比で見るとエジプトが87%増と急増。このほかマルタが51%増、UAEが31%増、ポルトガルが30%増、メキシコが26%増などとなった。特徴としては、英国からの旅行時にワクチン証明などが不要で、さらにいずれも太陽とビーチを楽しめることが約束されたデスティネーションとなっている。

なお、コロナ禍の不確実性に対し、引き続き旅行会社の利用意向は高い傾向を示しているという。