World Airline Newsによると、アエロフロート・ロシア航空(SU)はソチ空港を拠点に国際線の運航を開始した。
エアバスやボーイング機材の差し押さえを避けるため、リージョナルジェットのスホーイスーパージェット100でアルメニア、エジプト、イスラエル、カザフスタン、トルコ、ウズベキスタンの6ヶ国17都市に就航し、ソチからモスクワやサンクトペテルブルクへの乗り継ぎ便を提供するもの。国内他都市への展開の可能性もあるという。
また、liveandletsfly.comによると、SUのLCC子会社であるポベーダ航空は運用するB737-800を43機から25機に削減。スペアパーツなどが入手できなくなるなか他の機材から「パーツ取り」をしようとするもので、これにより年内の運航継続を可能とする狙い。
こうした機材の「共食い」などによって検証可能な記録がなくなると航空機は実質的に無価値となり、リース機の貸主にとっては壊滅的な影響を受けることになるという。