Skiftによると、カリブ海の島国であるグレナダがこのほど新たに海外在住の自国民を対象としたロイヤルティプログラムを開発している。

グレナダの国番号473にちなみ「473コネクト」と名付けたもので、36万人の海外在住者に対し、帰国ごとにポイントを付与するだけでなく、専用のオンライントレーニングを修了して「473コネクトアンバサダー」となったユーザーには、知人らにグレナダ旅行を提案して旅行会社に紹介し予約が成立することを条件にさらにポイントや割引などのインセンティブを提供するもの。

開発に際しては、海外在住者に対し海外の旅行会社に対するのと同様のアプローチを取り、学習モジュールも旅行業界向けのものを流用。これによりコストも抑えられた。

もともとグレナダでは海外在住者の帰国も観光市場の一つと捉えて開拓してきたといい、「473コネクト」でもすでに約100人がアンバサダーに登録しているという。

記事では、プログラム開発の動機や裏側、課題、実際にアンバサダーとして登録した人の声なども詳しく説明されている。