トラベルポートは4月6日、渡航目的地としての需要回復度合いについてのデータを公表し、これによるとアラブ首長国連邦(UAE)が2019年を10%上回り世界一回復の早い国となった。
特に万博も開催したドバイが14%増と牽引。ドバイは、都市別ではサウジアラビアのリヤドに次いで中東で2番目に回復の早い都市となり、世界でも5番目となった。世界ではドミニカのプンタカナが36%増、ジャマイカのモンテゴベイが32%増、メキシコのカンクンが24%増、リヤドが15%増、そしてドバイの14%増の順だったという。
ドバイは法人需要の回復も顕著で、2022年のこれまでの予約の29%は法人需要が占め、業務渡航の目的地としては2019年にトップだったロンドンを上回って世界一となった。
なお、UAEへの訪問者数が多い出発国は英国、バングラデシュ、インド、パキスタン、ドイツなどとなった。