View from the Wingによると、ウェスティン・ヒューストン・メディカル・センターは「サステナブル・フィー」を宿泊客に請求しているが、実際には老朽化した建物の改修費を宿泊費とは分けて客に転嫁する施策だという。

事例では、宿泊費147.25ドルに対し8.1ドルの「サステナブル・フィー」が課され、税金などと合わせて最終的な請求額は187.64ドルに。これについて同ホテルGMは、「当館は1954年に建てられた80年以上前の歴史的建造物」であるとし、サステナブル・フィーは建物全体の効率を上げるため、電気や水など資源の無駄遣いを抑制するシステムに投じているほか、エネルギー効率の高い窓への交換などにも充当していると説明しているとのこと。

これに対して同ブログでは、水や電気の節約はコスト削減に繋がるはずであること、実際の環境保全には貢献していないこと、さらに「1954年は80年以上前ではなく」ただの古い建物の改修費を宿泊料金に含めず請求しているだけだと批判している。