THE POINTS GUYによると、オランダを拠点に「スマートラグジュアリーライフスタイル」セグメントのホテルを運営するCitizenMが従来にはなかったタイプの新しいロイヤルティプログラムを発表した。
「mycitizenM+」と名付けたもので、一般的なロイヤルティプログラムと異なりステータスを維持するための宿泊数などの条件を設けず月額12ドル、年間144ドルの会費制を採用。これに対する特典は無料のレイトチェックアウトや眺めの良い部屋へのアップグレード、最低価格保証のさらに10%割引などで、チャットによるアシスタントサービスでの「ファストトラック」や招待制のイベントなども用意する。
旅行・ポイント系メディアであるTHE POINTS GUYは、マリオット・ボンヴォイやワールドオブハイアットなどでステータスを維持するためのコストよりも年間144ドルの支払いの方が安上がりになる可能性を指摘し、さらに年間5泊もすれば割引で十分に元が取れると紹介。
一方、ポイントがないために無料宿泊の仕組みもなく、無料朝食などの特典もないため、客層を選ぶとも分析している。