HOTEL NEWS RESOURCEによると、SiteMinderのデータで世界各国の宿泊予約に占める外国人旅行者の割合が上昇している。

SiteMinderがWorld Hotel Indexに採用している42ヶ国のうち豪州、カナダ、フランス、ドイツ、インドネシア、シンガポール、スペイン、英国、米国などの24ヶ国では、4月の予約の外国人比率が過去2年で最高となった。

入国制限の緩和がこうした増加に繋がっているのは明らかで、例えば4月初めに隔離が不要となったマレーシアでは予約数自体が世界平均を上回るようになり、4月の外国人比率は3月から倍増しているという。

また、季節波動が平準化する傾向も確認されており、プラヤ・デル・カルメンやバルセロナなどで閑散期の予約が2019年を上回っている状況。また、豪州のパースも今月の予約数がコロナ前を25%上回ったという。